日記カテしか書かない

僕です。死んでません。

今日は艦これ映画を後輩と観てきたのでその所感でも

 

まず前提に僕の記憶だとアニメ版は悪い部分は多少、いや多々あれどクソだよクソクソクソ!と全否定するほどでもなかったように思います。 放送当時は例に漏れず僕もそれなりに艦これにハマッていましたが、そのアニメ化ということで正直期待半分不安半分といったところでした。(好きなコンテンツのアニメ化や放送前のPVでビビッときたアニメの気になる箇所を持ち上げて「不安だ~~不安だ~~!」と叫ぶのが僕の生きがいです) 蓋を開けてみると原作の台詞を(ゲームをプレイしてない人にとっては自然に思えたのかもしれませんがやはり耳につく程度には)無理矢理捻じ込んできたり、安易な二次設定、それも万人が歓迎するようなものではないものを多用しており毎週辟易していました。 肝心の戦闘も戦闘というよりむしろパフォーマンスのようなものも多く大井・北上の回転攻撃やイ級を素手で殴り返したりと頭を抱えるようなものもありました。 ストーリーもあまり覚えてませんが上記のようなこともあって並の下程度、という印象です。 今回劇場版でキーとなった如月の轟沈シーンも実は予習せず映画館に行ってしまったので実のところよく覚えてません。(記憶に残らないほどあっさり沈んで・沈められてしまった?) 良かった点を思い返すと終盤の長門登場が格好良かったのと最上が動いて喋ってたところしょうか。 悪いところばかり覚えてるのは僕の脳の欠陥だと信じたい

 

で、劇場版。 最初の夜戦シーンでかなり期待値上がっちゃいましたね。 アニメ版だと「敵をいっぱいやっつけたら雲が出てきて暗くなったぜ!夜戦だぜ!」みたいなノリで夜戦突入した記憶があるんですが、今回は夜戦は夜やるもの!というものでゲームのシステムをそのまま持ってくるのではなく新たな解釈(普通のことですが)を取り入れてゲームはゲーム、アニメはアニメと区別させたことで好感が持てました。(普通のことですが) 会敵→戦闘もスムーズで、中でも探照灯、照明弾を使った戦闘はゲーム要素を取り入れながらも迫力のあるものになっていたと思います。 ゲームでは分からない妖精さんの働きも見れましたし。 個人的には龍驤の式の発艦シーンのポーズがゲームのものの再現になっていたりと嫌味にならない程度の原作要素がありとても満足です。(でもやっぱり大和のラムネのくだりは少しくどいような・・・) あと加古が可愛かった

ドロップシーンも「おい二次作家!これが公式や!」と言わんばかりのオリジナリティあるものになっていて良かったですね。

ゲーム内で阿鼻叫喚盛り上がったアイアンボトムサウンドを劇場版でやったこともかなりアツいですね。 史実になぞらえつつ赤い海に一斉出撃!燃えましたね~。 大和もしっかり成長して気合見せてくれました。 カッコイイよヤマちゃん!

物語のキーに如月を置いたことはひねくれた見方をすれば「これでケジメつけただろう」という脚本サイドのアンサー(エゴ?)に見えなくもないですがそれを差し引いたとしても綺麗に終わったと思います。 テレビ版であっけなく散ったからこそ終盤の「ちゃんとお別れを言いたかった」という言葉が響きました。 如月を沈めた意味はあったんや・・・!

 

映画見始めたのが20:00で見終わって後輩と色々話してなんやかんやで3時なのでまとめると、アニメ版で批判された内容はほとんど良くなっていて、如月の件に至ってはアニメでの展開を肯定しつつ感動に昇華できていてかなり満足のいく作品でした! くどくない原作再現って言うのは簡単だけどやるほうは難しいよね~ってのも感じましたね。

明日もバイトなので寝ます、おやすみ